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ルーブリック 注意点

●1時間の授業の中で取り扱う観点の数を欲張らず、精選すること。多くをねらうと授業の焦点がぼやけるとともに、児童・生徒たちの意見を考えが、ただ相対化されるだけの授業に陥りやすい。

●そのレベル設定が妥当かどうか、クラス集団や(児童・生徒)個々をよく分析すること。低すぎる設定では児童・生徒の成長につながらず、高すぎる場合は児童・生徒の意欲を引き出しにくい。

●そのレベルに到達できるように具体的な方法や展開を設定できているかよく考えること。その観点、そのレベルに到達させるために適切な授業方法を選定する必要がある。その際、児童・生徒の経験や力量、授業者の経験、得手不得手を考慮しながら行う。

●授業者の省察の際は、具体的なエビデンス(児童・生徒の反応、表情、発言、議論、記述)に注目しながら、その観点のそのレベルに到達したかどうかの検討を加えること。設定レベルの到達は、授業者の働きかけによってこそ実現したのか、よく分析すること。全員が設定レベ次の<評価の軸合わせ>をしたりする。)

●省察の時点で、次の課題を明らかにしておくこと(どの観点が扱えていないか、どのレベルを目標とするか、どのような題材を取り上げるか、次はいつ実践するのか)。このことが鑑賞学習における偏りのないカリキュラムの構造化を意識することにつながる。

●本ルーブリックは授業者のための資料であるが、児童・生徒にあらかじめ示した実践も構想可能である。その際は、児童・生徒が分かる文言にする。あるいは児童・生徒とともにつくるなど、工夫をする必要がある。


 

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